そもそもスライサーとは?
スライサーは、Microsoftで以下で定義されていますが、
簡単に言うと、フィルター処理する項目を可視化させることができます。
スライサーには、 テーブルまたは ピボットテーブルをフィルター処理するためにクリックできるボタンが用意されています。 スライサーは、クイック フィルター処理に加えて、現在のフィルター状態も示します。これにより、現在表示されている内容を簡単に把握できます。
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通常フィルターは、▼マークのボタンを押さないとフィルターする項目は表示されないと思いますが、スライサーの機能を活用するとその項目を表示させることができるので、エクセルを開いてどんなフィルター項目があるのかを容易に認知できます。
フィルター処理 → スライサーでフィルター項目の認知性向上がExcelにおけるDXの一つであると考えています。
スライサーを用いてDX化した事例
図
スライサーの設定方法
スライサーを使用するための事前準備として、リストデータを「テーブル」あるいは「ピボットテーブル」に変換する必要があります。
■ テーブル:
リスト化したデータ自体をフィルター処理しても構わない場合、活用しましょう。
■ ピボットテーブル:
リスト化したデータはそのままで別のSheetでフィルターや項目分けをしたい場合はピボットテーブルがオススメです。
デメリットとしては、Sheetが1つ増えます。
選択範囲を「テーブル」あるいは「ピボットテーブル」したら、挿入>スライサーを選択してください。
するといくつかリスト上部の項目リストが表示されるので、フィルター処理させたい項目を選択してください。複数選択可能です。
そうすると、フィルター処理する項目リストが子ウィンドウで表示されます。
ここまでは必要ツールを出したまでに過ぎないです。
ここからボタンUI設定をします。
いわゆる、ボタンらしさを演出させて、誰が見てもボタンとして操作できるようにすることでファイルの利便性を高めます。
これも一種のDX化と私は考えています。
以上が私の考えるフィルター処理のDX化です。
DX化で変化したマインドセット
ExcelのDX化で「見せるデータ化」を意識するようになってから大きく変化したことは、やりたくない仕事に楽しみを見出せるようになり、かつ、作りっぱなしにせず継続して活用できるようになったことです。
通常、Excelを使用する事務作業はだれしも率先してやろうとはしないはずです。
その代表理由は、誰でもできると錯覚しているからです。
しかし、本稿で紹介したようなDX化を理解してExcelを扱っている人はそう多くないはずです。
ここまでの理解を持ちながらExcelを扱えるようになっていくと、Excelでの事務作業がだんだん自分でしかできない業務に変わっていきます。
また、Excelファイルを作りこめば作りこむほど、そのファイルに愛着が湧いてきて、ファイルを開く頻度も上がっていき、そのExcel内に書かれていることを反復してみることになるので、記憶しやすくなります。
感じ方の個人差はあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

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